11日に行われた東日本大震災の追悼式典に、中国の代表が欠席したことに関して、中国外務省は12日の定例会見で、「日本側の約束違反」などと式典での日本の対応を強く批判しました。 この問題は、日本政府主催で11日に行われた東日本大震災の追悼式典での台湾代表の扱いに対して中国が強く反発し、式典を欠席したものです。これについて中国外務省の華春瑩(カ・シュンエイ)報道官は、12日の会見で次のように述べ、強い不快感を表しました。 「日本側の行為は、日中共同声明の関係原則や精神に反し約束違反である。中国はすでに、日本に対して断固反対するとの態度を表明した」(中国外務省・華春瑩報道官) 華春瑩報道官は11日、「台湾の代表を外交団と同様に扱ったことは約束違反であり、強い不満を表明する」との談話を発表していました。中国が式典を欠席したことについては、菅官房長官が「日本政府としては極めて遺憾」と批判していました。(12日18:27) http://news.tbs.co.jp/20130312/newseye/tbs_newseye5279305.html